
皆さん、誰かを熱狂的に応援していますか?
私は、椎名林檎さんのファンです。かれこれ22年目になります。

まずこちらをご覧ください。ライブでこんな金額ザラに使っておりました。なんなの、6万8600円って・・・。
誤解なきよう伝えると、林檎さんに使ったお金には後悔はありません。
使いもしないものにボンボン使い込んだことがバカだったと思っています。
少し、自分語りをさせてください
昔、ピカソの絵の前で気絶した話を聞いて、「んな、アホな」と思ったのですが、自分にも訪れたんですよね。
深夜に車で国道を走っていたとき、林檎さんの「依存症」を聞いて、雷に打たれたというのはこんな感じなのか?打たれたことがないので分かりませんが、衝撃で私は車の中で泣いてしまいました。
それから林檎さん漁りが始まりました。楽曲を漁れば漁るほど「なんなの、これ・・・」ですよ。
ビデオクリップを購入すれば、真っ二つにしたベンツは爆破させるし、「ほんと、この人、なんなの・・・」ですよ。
それまで表に出る女性は「男性に好かれるように可愛く」という感じで、爆破シーンがあると思っていなくて音量大きめにしていたのでビックリしましたね。今は時代の流れや刺激慣れしていて驚くことではないと思います。
ネットもそんなに栄えていない時代、林檎ファンの個人HPを拵えて活動をしました。同じ活動していた皆のおかげで未収録デモ音源を聴くことができ、それを聴きながらノートに写し、「この漢字はこれに違いない」「ここはカタカナにしているだろう」と自分で歌詞を作っていたときは楽しかったです。英詞を翻訳して自分の言葉で歌詞にしたりね。
今は検索すればデモテープも翻訳された歌詞もサクッと出てくる。それも便利だけど、私はあの時が楽しかったですね。
あの時の仲間は元気にしているかな。結婚して子どもがいたり、出世して役職付いている頃だろう。
天才奇才だと賞賛する文章を書いた気はしますが、林檎さんは平凡で一般人の私より、「家族を大事にする」「自然の恵みを口に入れる食事をする」「周囲の人を大事にする」そんな普通の感覚がちゃんと備わっている人と思います。
そんな私もミニマリストになった
まず、ザッと答え書いちゃいます。
- 自分が専門的なブース作らなくてもいい
- 好きな人の顔が写った雑誌がカビ臭いの精神的ダメージ大
- ライブグッズを所有するの制約多くて面倒
椎名林檎部屋を作って余生を送るつもりだった
ファンを招待したいという野望もありましたね。もうね、手放したほうがいい。
事務所がキッチリ資料は保存しておいて、そっちのほうが完璧だし、何かの折で展示会してくれる。
いますぐ自分の店をオープンさせて、そこで軽く飾りたいくらいならいいと思います。
紙ものは捨てましょう
少しでも林檎さんが載っていたら雑誌など購入していました。それが祟って、押し入れの板が割れました。あと、ライブパンフとかね。
少し、整理しようか・・・と思い、渋々触ったとき、好きな人の顔がジトっとしていたり、カビ臭いのがショックで、全捨てしました。ここで私のスイッチが入りました。
ライブグッズ、レア音源はメルカリで販売
手放しはメルカリを使いました。時代もまだ緩かった時代です。
今は、転売とみなされて厳しくなっています。
皆さんも手放したい時は、アーティストの所属事務所で確認したほうがいいですよ。
個人的な意見では、公式サイト内で中古売買のコンテンツを作ってくれたらいいなと思っています。今からファンになった人は昔のグッズ欲しい人もいるだろうし、ゴミにならずにいいと思うんだけど。
そんなこんなでライブグッズって、かなーり面倒くさいんです!!
書いている今も、レシート以外の写真は、結局、著作権や肖像権にもあたるので掲載できません。
ファンの中にも○○警察がいて、メルカリに出そうものならネットで晒したりしますし。
公式からもNGが出ている代物・・・。
墓場まで連れて行く・・・そんな覚悟が必要。それがライブグッズ。
その他のCDはブックオフに送った。
これは楽でした。家にある段ボールに詰めて送るだけ。
私は音楽が好きで、1000枚近くあったCDを処分できました。
中にはレアなものもあって、2万近くにはなったと思います。
おかげで処分費用もかからず、お金を手にすることができました。

余談ですが、一枚だけ手元に残しています。林檎さんの「勝訴ストリップ」。これ以上に好きなアルバムはあるんですが、これだけは特別な一枚なんです。
白T とジーパンでも、あなたの愛情は何一つ変わらない

ところで、このイラストの男性と自分は違うと思いますか?いいえ、同じです。どんなにイケているメイクやライブグッズで着こなしをしていても、同じなのです。
手放した今、無地の普通の服でも、手ぶらでも、私の愛情は何一つ変わらなかったのに・・・ってしみじみ感じています。
武装しなくても、ここに来て立っている時点で既に愛情は表現できていたのに。
ミニマリストになってからのファン活動
CDやDVDが出れば買っています。林檎さんの作品は細部まで仕事が行き届いているので、デザインや紙質、その他を実物で確認したいので。
CDはそこで売ります、DVDはライブ熱が落ち着いたら売ります。
ライブグッズは、気に入って、実用的で最後まで使い切る物なら購入しています。
こないだはマスキングが丁度使い終わったので、マスキングとエコバッグとiPhoneケースを購入しました。
あとは、年一回会費を払って、年末にファンクラブ限定の手帳を購入しています。
今、思うこと
上記に書いた心を手放したいと思っています。
これからも変わらず好きなんですが、「チョコが好き」くらいになりたいです。
生かされている的な崇拝心は処分して自分の足で歩みたい、そんな気持ちです。
考えると昔から何かに依存することで生きてきた気がします。それも素晴らしいんですが、段々、自主性が無くなります。
身近な人に依存している人だと「あの人ならどうするか」を基準にしてしまいます。
失敗しても、自分はどうしたいか、どう思ったかで進みたい。そんな野望です。
まとめ
この記事を書くにあたり、実体験を元に、皆さんのライブグッズ片付けマニュアルを作成したかったんですが、この実体験がディープで独自すぎて出来ませんでした。
結局、自分語りになりました。
ここから片付けマニュアルを作成しても嘘くさくなるので、潔くここで区切ります。
ファングッズを手放しても好きな気持ちは何も変わらない、未来は変わる可能性がある。
ライブグッズ捨ててもいいかな・・・答えに気付いているのに動けない方がいて、この記事が起爆剤になれたら幸せです。
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